予防接種
ひまわりこどもクリニックはこどもの病気を未然に防ぐことをとても大切に考えています。お子様に必要なワクチンは多数あり、どれを、いつ接種したら良いか、迷われるお母さんも多いと思います。当院は日本小児科学会と「VPDを知って、子どもを守ろうの会」推奨のワクチンプログラム(こちらからPDF形式でダウンロードできます。7歳までのスケジュール・0歳のスケジュール)に沿って、一人ひとりのお子様にあったスケジュールを一緒に考えて予防接種を行っています。
予防接種をお受けになる方へ
当院では、自治体の助成による定期予防接種、その他の任意接種を受けることができます。定期予防接種については、宇都宮在住の方は現物給付(窓口負担なし)で接種できます。当日は母子健康手帳・予防接種受診者証を忘れずにお持ち下さい。宇都宮市外の方も一時窓口負担が発生しますが、接種可能です。詳しくはこちらをご覧下さい。
次の方は予防接種を受けることができません。予約の変更をお願い致します。
- 当日、37.5℃以上の熱がある。
- 咳、鼻水で夜にたびたび起きてしまう。
- 下痢(普段に比べかなり回数が多い)
- 嘔吐(食欲がない)
- 直前に接種した
不活化ワクチンから6日以上、注射生ワクチンから27日以上経過していない。令和2年10月1日から、異なるワクチンの接種間隔について、注射生ワクチンどうしを接種する場合は27日以上あける制限は維持しつつ、その他のワクチンの組み合わせについては、一律の日数制限は設けないことになりました。
くわしくはこちら
- 各種疾患から以下の期間がまだ経過していない。
病気の種類 | 接種できる時期 |
麻疹(はしか) | 治ってから4週間以上 |
風疹・おたふくかぜ・水ぼうそう | 治ってから2~4週間以上 |
突発性発疹・手足口病・りんご病 | 治ってから1~2週間以上 |
高熱のあと(かぜ・胃腸炎など) | 治ってから1週間以上 |
じんましん | じんましんが出なくなってから1週間以上 |
ひきつけ(熱性痙攣) | 2−3ヶ月後 |
定期予防接種(クリックすると詳しい説明がひらきます)
ロタウィルスワクチン
予防接種法施行令等の改正により、令和2年10月1日からロタウィルスワクチが定期予防接種(公費負担)となりました。令和2年8月1日以降に出生されたお子さんが対象となります。
生後6週から接種できますが、ほかのワクチンとの同時接種を考えて、生後2か月からが最適です。
ワクチンの種類によって2回または3回接種します。どちらも初回を14週6日までに接種することが推奨され、接種できる期間が決められています。これがほかのワクチンと異なる点です。この目的は、腸重積症(腸閉塞の一種)が起こりにくい低い年齢で接種することです。
その他、ロタウィルスワクチンについてのQ&A等は厚労省サイトやKnow! VPD(VPDを知ってこどもを守ろう)サイトをご参照ください
B型肝炎
予防接種法施行令等の改正により、平成28年10月1日からB型肝炎予防接種が定期予防接種(公費負担)となりました。対象年齢は以下のとおりです。
生後1歳未満の間に3回接種を受ける。
(標準的接種年齢:生後2か月以上生後9か月未満)
1回目の接種から27日以上の間隔をあけて2回目の接種を受ける。1回目の接種から139日以上の間隔をあけて3回目の接種を受ける。
(注意1)平成28年9月30日までに接種したB型肝炎予防接種の費用は自己負担となります(償還払いはありません)。
(注意2)法令の規定により定期予防接種の対象となるのは、平成28年4月1日以降に生まれた方のみとなります。平成28年3月31日以前に生まれた方は、平成28年10月1日以降に接種をしても、公費負担の対象にはなりませんのでご注意ください。
ヒブ(インフルエンザ菌b型)
生後2か月以上生後60か月(5歳)未満
(標準的接種期間:生後2か月以上7か月未満)
接種開始の月齢によって、下記のとおり接種回数が異なりますのでご注意ください。
ア 初回接種の月齢が、生後2か月以上生後7か月未満の場合
初回接種:27日(4週間)から56日(8週間)の間隔で3回接種を受ける。
(医師が必要と認めた場合場合には20日(3週間)の間隔で3回)
追加接種:3回目の接種終了後、7か月以上13か月未満の間隔で1回接種を受ける。
計4回接種
イ 初回接種の月齢が、生後7か月以上生後12か月未満の場合
初回接種:27日(4週間)から56日(8週間)の間隔で2回接種を受ける。
(医師が必要と認めた場合は20日(3週間)の間隔で3回)
追加接種:2回目の接種終了後、7か月以上13か月未満の間隔で1回接種を受ける。
計3回接種
ウ 初回接種の月齢が、生後12か月以上生後60か月(5歳)未満の場合
1回
(注意)予防接種法改正により、平成25年4月1日から定期予防接種となりました。
小児用肺炎球菌
生後2か月以上生後60か月(5歳)未満
(標準的接種期間:生後2か月以上生後7か月未満)
接種開始の月齢によって接種回数が下記のとおり異なりますので、ご注意ください。
ア 初回接種の月齢が、生後2か月以上生後7か月未満の場合
初回接種:27日(4週間)以上の間隔で3回接種を受ける。
(ただし、3回目の接種は生後12か月未満までに行う)
追加接種:3回目の接種終了後、60日以上の間隔で1回接種を受ける。
(追加接種は生後12か月以上生後15か月未満の間に行う)
計4回接種
イ 初回接種の月齢が、生後7か月以上12か月未満の場合
初回接種:27日(4週間)以上の間隔で2回接種を受ける。
(ただし、2回目の接種は生後12か月未満までに行う)
追加接種:2回目の接種終了後、60日以上の間隔で1回
(追加接種は生後12か月以降に行う)
計3回接種
ウ 初回接種の月齢が、生後12か月以上生後24か月(2歳)未満の場合
60日以上の間隔で2回接種
エ 初回接種の月齢が、生後24か月(2歳)以上生後60月(5歳)未満の場合
1回
(注意)予防接種法改正により、平成25年4月1日から定期予防接種となりました。
四種混合(DPT-IPV)(ジフテリア、百日せき、破傷風、不活化ポリオ)
第1期初回
生後3か月以上生後90か月(7歳6か月)未満の間に、20日(3週間)以上56日(8週間)未満の間隔をあけて3回接種を受ける。
(標準的接種期間:生後3か月以上生後12か月未満)
第1期追加
生後3か月以上生後90か月(7歳6か月)未満の間に、第1期初回終了後6か月以上の間隔をあけて1回接種を受ける。
(標準的接種期間:第1期初回終了後12か月以上18か月(1年6か月)未満の間隔をあける)
(注意)これから生後3か月を迎えるお子さんは、原則として四種混合を接種し、三種混合とポリオを接種する必要はありません。すでに三種混合またはポリオ予防接種を開始している場合の対応は、以下のリンク先をご覧ください。
二種混合(DT)(ジフテリア、破傷風)
第2期
11歳以上13歳未満(13歳の誕生日の前々日まで)の間に1回接種を受ける。
(標準的接種年齢:11歳)
(注意)二種混合は、四種混合もしくは三種混合の第1期でつけた基礎免疫をさらに保つため、第2期として接種するものです。四種混合もしくは三種混合を2 回以下しか受けていない場合、被接種者の状況に応じた接種方法を検討する必要がありますので、保健予防課にお問い合わせください。
BCG(結核)
生後1歳未満の間に1回接種を受ける。
(標準的接種年齢:生後5か月以上生後8か月未満)
(注意)予防接種法改正により、平成25年4月1日から、対象年齢が「生後6か月未満」から「生後1歳未満」に変更となりました。
麻しん風しん混合(MR)、麻しん、風しん
第1期
生後12か月以上生後24か月未満
第2期
小学校に入学する前の年の4月1日から3月31日まで(年長児相当)
(平成25年度においては、平成19年4月2日から平成20年4月1日生まれの方)
(注意)第3期(中学1年生)及び第4期(高校3年生)の接種については、平成24年度をもって終了となりました。
第1期に麻しん単独、風しん単独で予防接種を行った方も、第2期での接種は、原則、麻しん風しん混合予防接種となります(事情により麻しん単独、風しん単独での予防接種も可能です)。
また、麻しん、風しんのいずれかに感染したことがある場合も、原則として麻しん風しん混合ワクチンを使用します(両方に感染したことのある人については、接種の必要はありません)。
水痘 みずぼうそう
初回
生後12か月以上生後36か月(3歳)未満の間に、1回接種を受ける。
(標準的接種年齢:生後12か月以上生後15か月未満)
追加
生後12か月以上生後36か月(3歳)未満の間に、初回接種終了後、3か月以上の間隔をあけて1回接種を受ける。
(標準的接種年齢:初回接種終了後、6か月以上12か月未満)
(注意)上記の対象年齢であっても、水痘が定期予防接種となった平成26年10月1日より前に、すでに3か月以上の間隔をあけて2回接種を受けている場合は、公費負担の対象になりません。また、すでに1回接種を受けている場合は、残り1回のみが公費負担の対象となります。
日本脳炎
第1期初回
生後6か月以上生後90か月(7歳6か月)未満の間に、6日(1週間)以上28日(4週間)未満の間隔をあけて2回接種を受ける。
(標準的接種年齢:3歳)
第1期追加
生後6か月以上生後90か月(7歳6か月)未満の間に、1期初回終了後、おおむね1年あけて1回接種を受ける。
(標準的接種年齢:4歳)
第2期
9歳以上13歳未満(13歳の誕生日の前々日まで)の間に1回接種を受ける。
(標準的接種年齢:9歳)
特例措置
6歳以上20歳未満の間に残りの接種回数を受ける。
(平成17年度から平成21年度にかけての日本脳炎の積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逸してしまった人のうち、平成7年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた人)
(注意)予防接種法改正により、平成25年4月1日から、特例措置の対象者が「平成7年6月1日から平成19年4月1日まで」から「平成7年4月2日から平成19年4月1日まで」に変更となりました。
予防接種には保護者の同伴が必要となります。13歳以上の子どもについ ては、下記の「同意書」を医療機関に提出することで、保護者の同伴がなくても接種ができます。ただし、「同意書」と「予診票」の両方に保護者のサインがな いと予防接種を受けることはできませんのでご注意ください。
日本脳炎予防接種の特例措置について
平成23年5月20日の厚生労働省からの通知に基づき、接種の機会を逃してしまったお子さんへの特例が設けられました。詳しくは、下記のリンク先をご覧ください。
子宮頸がん(HPV)
厚生労働省の勧告により積極的勧奨(接種をおすすめすること)を一時差し控えていましたが、現在は再開されています。
接種は小学6年生相当から高校1年生相当の女子であれば、公費負担で受けることができます。
キャッチアップ接種について
積極的勧奨が一時控えられていた期間に、接種についての個別通知が届いておらず、これまでに自己負担なしの接種時期を逃してしまったお子さんが多数いらっしゃいます。
現在、全額自治体負担によるキャッチアップ接種が可能ですが、接種可能期限が迫っています。
1997年4月2日~2006年4月1日生まれの女性で3回接種が終わっていない方は2025年3月末までに接種しましょう。
1回も接種されていないかたは、接種間隔のスケジュールから逆算すると、2024年9月までに1回目の接種を開始しないと間に合いません。
このワクチンを自己負担で接種すると、10万円弱かかりますので、接種もれのないよう、知人、友人にもお声掛けをお願いします。
VPDを知って子どもを守ろう(子宮頸がん予防ワクチン情報)
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省HP)
予防接種には保護者の同伴が必要となります。中学1年生以上の子どもに ついては、下記の「同意書」を医療機関に提出することで、保護者の同伴がなくても接種ができます。ただし、「同意書」と「予診票」の両方に保護者のサイン がないと予防接種を受けることはできませんのでご注意ください。
宇都宮市の予防接種受診者証について
宇都宮市では、生後2か月までに「予防接種受診者証」を郵送しています。また、宇都宮市に転入した7歳未満の子どもにも随時発送されています(手続きは不要です)。その後、二種混合予防接種の対象となる11歳の誕生日の翌月、子宮頸がん予防接種の対象である中学1年生となる年度の4月にも郵送されています。
予防接種を受ける際は、「予防接種受診者証」を必ず持参していただき、記載された受診者番号を「予診票」に記入してください。すべての予防接種を終えるまで大切に保管してください(「予診票」はクリニックにあります)。
紛失等により「予防接種受診者証」の再交付を希望される場合は、宇都宮市役所 保健予防課へご連絡ください。
栃木県内定期予防接種の相互乗り入れ事業について
平成25年4月1日から栃木県内定期予防接種の相互乗り入れ事業が開始されました。県内の方であれば当院でも接種可能ですので、お問い合わせください。
対象となる定期予防接種
ジフテリア、百日せき、急性灰白髄炎、破傷風(DPT-IPV)予防接種
ジフテリア、百日せき、急性灰白髄炎、破傷風(DPT)予防接種
ジフテリア、破傷風(DT)予防接種
麻しん風しん(MR)予防接種
麻しん予防接種
風しん予防接種
日本脳炎予防接種
結核(BCG)予防接種
急性灰白髄炎(不活化ポリオ)予防接種
ヒトパピローマウイルス感染症予防接種
Hib感染症予防接種
小児用肺炎球菌感染症予防接種
任意予防接種(クリックすると詳しい説明がひらきます)
B型肝炎(平成28年10月1日より定期接種化されています。)
母親が妊娠中に検査を行ってB型肝炎キャリアであることがわかった場合は、母子感染予防として、健康保険で接種できます。その際は、出産したかかりつけの医療機関で接種スケジュールの指示があります。
母親がキャリアでない場合は、任意接種で生後すぐから接種可能です。しかし、生後2か月からヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンなどとの同時接種がおすすめです。
4週間隔で2回、さらに20~24週経ってから1回の合計3回接種。
予防接種法施行令等の改正により、平成28年10月1日からB型肝炎予防接種が定期予防接種(公費負担)となりました。対象年齢は以下のとおりです。
平成28年4月1日以降に生まれた方のみとなります。平成28年3月31日以前に生まれた方は、平成28年10月1日以降に接種をしても、公費負担の対象にはなりませんのでご注意ください。
ロタウィルス感染症(令和2年10月1日より定期接種化されています。)
生後6週から接種できますが、ほかのワクチンとの同時接種を考えて、生後2か月からが最適です。
ワクチンの種類によって2回または3回接種します。どちらも接種できる期間が決められています。これがほかのワクチンと異なる点です。この目的は、腸重積症(腸閉塞の一種)が起こりにくい低い年齢で接種することです。
腸重積症:子どもに多い病気で、腸が腸の中に折り重なるように入り込み、腸閉塞を起こします。多くは、原因は不明です。いちごゼリー状の血便、5~10分おきに不機嫌で顔色が悪くなるなどの症状が見られ、救急外来受診が必要です。
2020年10月より定期接種となる予定です。
なお、対象は2020年8月1日以降に生まれたお子さんとなる予定です。
おたふくかぜ(ムンプス)
1歳から接種できます。
かかっても軽症の場合が多いのですが、重い合併症を引き起こす可能性があり、自分の子どもだけは重症にならない、という保証はありません。
世界の多くの国では、おたふくかぜワクチンを定期接種で2回受けているので流行はありません。しかし日本では、任意接種ワクチンで接種費用が自己負担のうえ、1回だけ接種する習慣になっています。どんな病気なのかもほとんど伝えられていません。そのため、平均すると毎年約60万人がかかって、多くの子どもが重い合併症で苦しんでいます。
重症合併症
・無菌性髄膜炎が約50人に1人の割合で起こります。これを発症すると強い頭痛を訴え、嘔吐することもあります。
・一生治らない重度の難聴になることがあります。約1,000人に1人の割合で、年間700人くらいがかかっていると推定されています。
・脳炎が毎年約30人に起こっていて、障害が残ったり死亡したりすることもあります。
1回目の数年後に2回目を受けるのがしっかりと免疫をつけるために必要です。
インフルエンザ
生後6か月以上で12歳まで(13歳未満)では2回ずつ接種します。
10月ごろに1回目を接種し、およそ2~4週間(できれば4週間)あけて2回目を接種します。13歳以上は通常1回接種ですが、2回接種することもできます(接種間隔はおよそ1~4週間)。
接種量は2011年シーズンから変更されて、特に小さい子どもの量が増えました。
A型肝炎
1歳以上であれば2~4週間の間隔で2回接種し、その約半年後に3回目を接種します。
接種量は大人と同じ0.5mlです。皮下または筋肉内に接種します。今までの経験から、安全性もたいへん高いものです。
髄膜炎菌感染症
2歳〜55歳に1回接種します。0.5mlを筋肉内注射します。
米国では、感染リスクが高い10代後半から20代の感染予防のために定期接種です。通常11〜12歳に1回、さらに16歳で追加接種を受けることが推奨されています。
なお無脾症の方は8週間空けて2回接種がすすめられています。
おすすめの受け方(KNOW VPD!のサイトより抜粋)
学生寮や運動部などの集団生活で感染のリスクが高まることが知られています。また、海外留学で入寮する場合、特に米国の学校では入学に際して接種証明を求められることが多いので注意が必要です。高校や大学の運動部などでの入寮する場合や海外留学では、事前に接種をすることをおすすめします。
またアフリカや中東、特に「髄膜炎ベルト」と呼ばれるサハラ砂漠以南、セネガルからエチオピアにかけての帯状の地域に含まれる国々渡航する時は必ず接種を受けてください。これらの地域への渡航の予定がある場合には、医師と相談してください。
VPDのはなし
こどもは「かぜ」などの感染症にかかりながら、少しずつ抵抗力(免疫力)をつけて強くなっていきます。かかっても軽い感染症なら心配ありませんが、かかってしまうと大変重い症状や合併症が出てしまう病気もたくさんあります。
マラリヤやSARS、デング熱など、まだ予防接種が開発されていないものには、多くの人の命を奪ってしまうものも少なくありませんが、予防接種で予防可能な病気もたくさんあります。これらをVPD(Vaccine Preventable Disease)と呼びます。
実際にかかると大変ですが、「かかった」ようにみせかけて、抵抗力(免疫力)だけを獲得しようというわけです。
VPDには次のような病気があります。(赤字は当院で予防接種可能なVPD)
B型肝炎 | ポリオ | インフルエンザ |
ロタウィルス感染症 | 結核 | ヒトパピローマウィルス感染症 |
ヒブ感染症 | 麻しん(はしか) | A型肝炎 |
肺炎球菌感染症 | 風しん | 黄熱病 |
ジフテリア | おたふくかぜ | 狂犬病 |
破傷風 | みずぼうそう | 髄膜炎菌感染症 |
百日せき | 日本脳炎 |
同時接種について
同時接種とは、2種類以上のワクチンを1回の来院で接種することです。
世界中のあらゆる人種や民族の子ども達に対して、10年以上前から行われていますが、何も問題は起こっていません。
1回に何度も針を刺すので「かわいそう」と感じる親御さんの気持ちもわかりますが、1種類ずつ接種していて免疫が間に合わず、病気にかかってしまうことのほうが何倍もかわいそうです。
また、最近は日本で接種できるワクチンの種類が増え、予防接種スケジュールが過密になっており、接種期限のあるワクチンもあります。上手に同時接種で進めることで不必要な通院回数を減らすこともできます。