子宮頸がん予防ワクチン(キャッチアップ接種)について 

子宮頸がんなどのHPV感染症を予防するワクチンは、9価「シルガード9」(MSD)、「4価ガーダシル」(MSD)、2価「サーバリックス」(GSK)の3種類がありますが、現在はほとんど9価「シルガード9」となっています。

定期接種の対象年齢:小学校6年生~高校1年生相当の女子
9価ワクチンの場合、初回接種が15歳未満では2回(または3回)接種。15歳以上では、3回接種が必要となります。
ワクチンの種類によって接種スケジュールと成分が異なりますので、初回に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを必要回数受けることが必要です。

キャッチアップ接種について

積極的勧奨が一時控えられていた期間に、接種についての個別通知が届いておらず、これまでに自己負担なしの接種時期を逃してしまったお子さんが多数いらっしゃいます。

定期接種で接種できなかった女性に対するキャッチアップ接種は2025年3月末までです。

3回(2回)の接種を公費(無料)で受けるためには遅くとも9月までに接種を始める必要があります。

・対象:1997年4月2日~2008年4月1日生まれの女性 
・期間:2025年3月末まで

このワクチンを自己負担で接種すると、3回接種で10万円弱かかります。
キャッチアップ接種を逃すと全額自己負担となりますので、接種もれのないよう知人、友人にもお声掛けをお願いします。

詳しくはVPDを知って 子どもを守ろうの会HPをご覧ください。